日本人の9割は歩き方が間違っている?『大股で腕をふって早く歩く』なぜ駄目なの?
このところの健康番組や健康食品のCM見てると、
『大股で、腕をふって、早く歩く』方法を推奨してると思ってたのですが、
違うのでしょうか。
確かに疲れる歩き方ではあるのですが、
今日から当分以下の歩き方を続けてみます。
実は『小股で、腕をふらず、ゆっくり歩く』のが正しい歩行で、健康寿命を延ばすそうです。
「大股で、腕をふって、早く歩く」という間違った歩き方をしていると、
足に過剰な負担がかかり、
少し歩いただけであちこち痛くなり疲れてしまうそうです。
確かに疲れる歩き方だとは思いながら、
大げさな歩き方はしなくてもこの方法を実践してました。
でもこれだとお尻が垂れ、太ももやふくらはぎが太くなったり、
肉離れやアキレス腱断裂を起こしやすくなるそうです。
私も以前の歩き方は小股でそんなに腕をふらずに歩いてたのですが、
年齢的なものなのか大股でウォーキングすると
20分くらいでかなり疲れたのは事実です。
『速筋』よりも『遅筋』を使うことが、大切でした。
歩き方により使う筋肉が違うようですね。
正しい歩き方といわれる小股の方は、「遅筋」を中心とした筋肉を使います。
「遅筋」とはゆっくり収縮する筋肉で、強い力を発揮することができないが、
一定の力を長時間発揮する持久力があり疲れにくい筋肉です。
一方、大股で使う速筋は体の表面に多く、
素早く収縮して瞬発力に優れており、鍛えることで隆々とした筋肉になります。
ただし、疲れやすくケガをしやすいという特徴があります。
遅筋の場合は大きな力は発揮しませんが、
立つ・歩く・座るといった日常動作の中心となる筋肉ですので、
有酸素運動での歩く場合は「小股で、腕をふらず、ゆっくり歩く」方が
特に高齢者の場合などは、速筋よりも遅筋を鍛えた方が良いということです。
ただし、有酸素運動をしていても加齢による筋肉量の減少を防ぐことはできません。
健康維持のためには、
遅筋を使う有酸素運動と速筋を鍛える筋トレの両方を
並行して行っていくことが重要だと思います。

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