今年9月から開始予定の「マイナポイント」って知ってる?
2016年より開始されたマイナンバー制度
マイナンバーカードを取得するかは個人の任意によるが
総務省によると2019年3月時点の
マイナンバーカード普及率(人口に対する交付率)は
個人情報の漏洩などを危惧して伸びず、2019年11月時点で14.3%だそうです。
マイナンバーカードの普及進まず半数以上取得予定なし
マイナンバーカードを取得するかは個人の任意です。
カードの普及は運転免許証のように生活に必要とされるか
どうかによる、個人の認識によって変わってきます。
最近ではマイナンバーカードを持参すれば、住民票の写しをはじめとする
各種証明書をコンビニでも受け取れるようになっていますが
そのほか特別な使い道が少なく、必要と感じない現状では
安全性への懸念が壁になり、普及が進むとは考えられない状況です。
現に開始年度の2016年には985万枚公布されたが
その後伸び悩み、2019年11月1日時点で約1,823万枚となっています。
そして、本年2020年には2016年に発効したカードが
更新時期を迎えはじめてきます。
これは発行して5年目の誕生日が電子証明書の有効期限となるためで
カード本体の有効期限は最長約10年だが、
カードに内蔵されている本人確認用の電子証明書は
発行から5回目の誕生日に有効期限が切れることによります。
2020年9月から開始予定の「マイナポイント」とは
マイナポイントとはマイナンバーカードを活用し
一定額を前払い(チャージ)した人に、国がポイントを付与するというものです。
消費税率引き上げ後の消費活性化策と
マイナンバーカードの普及率アップにつながるようです。
2020年9月から2021年3月までの7ヶ月間、最大20,000円の
キャッシュレス使用に対し、25%の5,000円分のポイントを還元する方針です。
ただし、このマイナポイントは現在のキャッシュレスポイント還元と違い
事前にマイナンバーカードを取得することと、マイキーIDを登録する
手続きが必要となります。
個人の高齢者にこんな作業できるのかなとも思いますが
行政で対応できれば良いが、個人情報にも気をつけなければならず
なにかと大変です。
それに、1回だけでの対策では終ればまた経済は元に戻ります。
なんか、国で大きな金が動くと
利権がらみじゃないのと穿った見方をしてしまいます。

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