老後の生活資金のために家を売ってしまうと最後にお金や住まいにも困ってしまうよ 京都市北区北大路駅 不動産のミチテラス
年金だけの生活では家計が少し苦しくて、
豊かな老後のために持家を売却する話しをよく聞きます。
でも、それって大丈夫?
今の高齢者平均寿命の80歳どころか90歳以上でお元気な方も沢山いらっしゃいます。
それまでお家賃と生活費大丈夫ですか?
家賃と夫婦2人の生活費いくらかかるか計算してね
最後の資産である持家を売ってしまうと、もう後はありません。
大きな家を売却して小さな住宅を買い替えローンがなければ
それほど問題ないですが、毎月の家賃は結構家計に負担を与えます。
例えば8万円の家賃なら年間96万円、残りの老後の生活を20年とすると
家賃だけで2,000万円近く使ってしまいます。
これでは家を売っても余裕のある生活は出来ませんね。
たとえ生活が苦しくても、住むところだけは心配しないで良いという
安心感はものすごく大きいはずです。
そして、ローンも終わった家のあるありがたさは
家を手放して初めて分かることなのです。
それだけではなく他にもリスクはあります
自分の家を売る場合当たり前ですが、
ほとんどの方が相場よりも高い価格を想定しています。
でも、真剣に購入を考えてる方は、時には不動産業者よりも
シビアな相場感を持っていて
その土地でなければならない限定した理由などない限り
相場価格より高値で購入することは稀です。
これらにより、当初の価格より大きく値引きして生活設計がくるったり
売却するまでに長期間を要し、多大なストレスとなることさえあります。
それでも、売却までどうにか辿りつき
新居での生活を楽しく迎えればよいのですが、
人間たとえ夫婦といえども、どちらかが先に旅立つことになります。
その後、住んでる家が老朽化して
立ち退きを迫られるケースはよくある話です。
今の賃貸住宅を借りたときよりも、さらに高齢化し
それにより次に住む家を見つけることが難しくなるのです。
当社社長がお節介やきで、あまりにも気の毒なため東奔西走し
このようになった方を何人かお世話したことがあります。
管理会社の方が同情し、大目に見てもらったケースもあります。
できれば高齢者の方が持家を売却し賃貸住宅に住むのは
考え直した方が良いのではないでしょうか。
また、先日当ブログにて発信した「リバースモーゲージ」も
原状の条件なら、あまりおすすめはしたくありません。

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