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2020年02月28日
大家さん向け情報

賃貸借契約の個人保証人が破産した場合、その後も借主の債務を保証してもらえますか?京都市北区北大路駅 不動産のミチテラス

個人保証の保証人が破産手続き開始の決定を

受けた時点で元本が確定するためそれ以降に

借主が賃料を滞納しても、それらの債務は

保証してもらうことはできません。

破産と死亡の際の元本確定事由

平成29年の民法改正では賃貸借契約における

借主の債務に関して、個人根保証契約が締結

されている場合、保証人が破産手続き開始の

決定を受けると、その時点で保証する債務の

元本が確定することが規定されています。

故に保証人が破産手続き開始の決定を

受けた時点で、根保証契約における元本が

確定するため、それ以降に借主が賃料を滞納

しても、当債務に関して貸主は保証人に対して

保証してもらうことはできません。

 

もっとも、貸主側にとっても保証人が破産した

場合は、借主に対する債務を確実に回収すると

いう保証の機能が全く期待できないため、

その時点で元本を確定させ保証人の

破産手続きの中で必要に応じてそれ以前に

発生している保証債務について、

債務関係を整理した方がよいといえます。

 

なお、同じ元本確定事由である死亡については

個人である保証人だけでなく

借主が死亡した場合も、元本確定事由であると

規定されているのに対して、

破産手続き開始の決定については、

借主が破産したとしても賃貸借契約が存続する

以上保証人が借主の債務を保証するという

状況に変化はありませんので

貸主は賃料をはじめとする債権の支払いを

受けることができます。

この記事を書いた人
トラッド専務・社長の夫 充男 トラッドセンム・シャチョウノオット ミツオ
トラッド専務・社長の夫 充男
やるべきかやらざるべきか、大きな事案で本当に迷ったときは後悔しないように前向きな方向で進めています。正直なところ、これまで人生をやり直したいと思ったことが幾度かありました。だからこそ、今はそう思うことのないよう常に前向きに心がけています。営業エリアは京都市北部をメインにしていますが、京都以外の田舎の家の売買・賃貸・管理についてもご相談をお受けいたします。昭和の時代より不動産業界に携わっています。経験だけが全てではありませんが、業界歴30余年間に身につけた知恵・知識を活用出来ればと思います。
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