9:00~18:00
毎週水曜日 第2第4木曜日
2020年04月10日
不動産管理

天井を連日物干しざおでつつくオジサン  京都市北区北大路駅 不動産のミチテラス

マンションなど共同住宅ではどこにでもある話しですが、

上下階の騒音に関するトラブルです。

ひとこと管理会社に相談したら、

それなりの対処をしていたと思うのですが.....。

そのときは他社の管理でした。

1階居住者は真上の居住者の騒音に耐えられず、

物干しざおで天井をつつきあげていたようです。

意地を通せば窮屈だ とかくに人の世は住みにくい!

管理会社が他社だったのですが、

変更時オーナーよりこの件の対応を至急にしてほしいとのことで、

1・2階の入居者と話しの場を持ちました。

まずは床をゴンゴンつつかれる2階の居住者の話しでは

そんなに物音立ててうるさいことなどしていないとのこと。

早朝まだ寝ているときもゴンゴンやられたこともある。

おまけに何度か血相を変えて来て、玄関先で怒鳴られたこともあったようで、

最近は怖くて1階エントランスで出会っても

目を伏せて通り過ごしているとのことでした。

次いで1階の居住者は不在のため、

ドアポストにアポイントを入れ翌日訪問しました。

高齢男性1人住まいの部屋で、室内を見渡すと物干し竿があり、

直感的にこれかなと思い、単刀直入に要件を伝えました。

ジプトーンの天井は隅々につつかれた跡が残り、

自分でしたことも素直に認めました。

しかし、かなりの剣幕で怒りがおさまらず、

なぜそこまで執拗にやったのか訊いていくと

理由としては、生活の時間帯の違いがありました。

1階居住者は夜間勤務で帰宅するのが午前6時前後、

その後お酒いっぱいだけ飲んで睡眠をとるのだが、

そこに上階からの騒音で眠れなかったそうです。

そのときも、これからもやられたらやり返すと、

なかなか治まりがつきません。

人間は「話せばわかる」のか、「バカの壁」なのか 

実際に私はその部屋で寝泊まりしていないので、

全ての話しは分かりません。

また、人間とは誰しも「話せば分かる」ものではないと思っています。

でも、人間話し合いをしながら、気心が知れる程に話し合っていくと、

気持ちが通じ合っていくことがあります。

 

天井つつきオジサンですが、私が若かったら

こんなこと決して言わないのでしょうが、

私がそれなりの年齢(涙)であることに親近感を感じていたのか、

ふと漏らしたことがあります。

自分は結婚当初からここで暮らしてきて子どもを育て、

大家さんとも仲良くやってきた。

そして、子どもさんが結婚し別居した矢先に、

奥さんが長年患っていたガンで他界し

今、自分はこうやって暮らしていること等を話していただきました。

他の家庭の生活音が煩わしかったのか、

悲しい日々が辛かったからなのか、

同情もせずただ黙って話しを聞いたことを覚えています。

 

その後しばらくして

騒音の発生者が真上でなくそのお隣ということが分かりました。

天井をつついた跡が隣室に近い隅の方ばかりつついていたことから発覚しました。

そして隣の部屋の真下の1階の方も

騒音には悩まされていたとのことですが、

お互いさまと思い我慢してたようでした。

それから詳しく覚えてはいないが数ヶ月後、

天井つつきオジサンより、そのときの挨拶と

子どもさんの近くに引越をする予定なのでと、解約通知を言って来られました。

新婚当初から住み、子どもさんをその住宅で育て上げたこと、

きっときっと大切な思い出が残っていることでしょう。

お元気ですか~天井つつきおじさ~ん!

この記事を書いた人
トラッド専務・社長の夫 充男 トラッドセンム・シャチョウノオット ミツオ
トラッド専務・社長の夫 充男
やるべきかやらざるべきか、大きな事案で本当に迷ったときは後悔しないように前向きな方向で進めています。正直なところ、これまで人生をやり直したいと思ったことが幾度かありました。だからこそ、今はそう思うことのないよう常に前向きに心がけています。営業エリアは京都市北部をメインにしていますが、京都以外の田舎の家の売買・賃貸・管理についてもご相談をお受けいたします。昭和の時代より不動産業界に携わっています。経験だけが全てではありませんが、業界歴30余年間に身につけた知恵・知識を活用出来ればと思います。
arrow_upward