各地で地震頻発注意!スロースリップも観測 京都市北区不動産のミチテラス
ただでさえコロナ禍の最中に、こんなこと話題にしたくないのですが、
最近日本全国で地震が多発しているようです。
少し調べると震度3以上の地震の回数は昨年の2倍以上で、
南海トラフの想定震源区域では
「スロースリップ(ゆっくりすべり)」という現象も起きています。
全国で頻発する中規模地震は地下深層部の異変にある
4月中旬ころから長野県での群発地震、
5月に入るとお隣の岐阜県でも震度3~4の地震が起きています。
また、千葉県や茨城県でも
依然東日本大震災の余震活動と思われる地震が相次ぎ、
5~6月には鹿児島県薩摩半島沖でも震度4クラスの地震が起きています。
長野と岐阜の県境はもともと地震が起きやすい場所で、
太平洋プレートとフィリピン海プレートに日本列島が押されると
このエリアで歪みが解放され起きるようです。
また、千葉県や茨城県南部の地震は
太平洋プレートの沈み込みに関連しているものが多く、
房総半島沖から相模湾にかけて伸びる
相模トラフの動きに注意が必要です。
薩摩半島沖の地震は熊本地震と同じ断層系が要因です。
そうして、心配になるのがやはり南海トラフです。
スロースリップは巨大地震発生に関連する可能性がある
スロースリップはスロー地震と呼ばれる現象の一つです。
通常の地震と違いプレート境界の断層がゆっくり動く現象で、
それ自体は気づくような揺れを発生させませんが、
スロー地震に伴い、僅かな地殻変動や通常より周期が長い
わずかな地震波を放出する低周波地震がとらえられることがあります。
スロー地震はそれ自体が直接被害を発生させるものではありませんが、
南海トラフ地震など、巨大地震との関連性が指摘されています。
2011年(平成23年)に発生した東北地方太平洋沖地震でも、
本震の2日前に発生した前震の後にスロースリップが発生し、
それが本震の破壊開始点に向かって移動ししていったことが
断層の破壊を促進させた可能性があることが、これまでの研究で分かっています。
地震に対しても万全に備えましょう
専門家の意見によると、東北地方太平洋沖地震により日本の基盤岩が動き、
地価がリセットされその影響が10年から10数年後に現れるとのことで、
日本列島は地震の活動期に入ったと思われるとのことです。
太平洋プレートのプレッシャーにより日本各地で中規模地震が頻発し、
阿蘇山を始めとして、鹿児島・桜島の爆発的噴火、霧島新燃岳や口永良部島の
噴火まで誘発しているといわれています。
日本列島の地下深層部はエネルギーが溜まっているのは間違いない。
現在のような状況下のなかで、さらなる非常事態がおきた時の対応策として
日ごろの備えに+αを心がけておきましょう。

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