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2020年08月22日
京都の地域情報

くわばらくわばら謎の町、京都に残る道路だけの町。不動産のミチテラス

その町名は皆さんよくご存じの

雷が鳴ったときに落ちないように使うあの言葉。

「くわばら、くわばら」の呪文の伝説由来となる、

そう、「京都市中京区桑原町」です。

この町内は道路だけで、建物もなく住民もいません。

それでいて、郵便番号だけは604-0976とついてます。

一体どなたに郵送するのでしょう???

 

道路だけになったのは経緯があります。

桑原町の場所は京都市の東西を走る丸太町通の道路上で、

北側は京都御所、南側には京都地方裁判所がある

京都市中京区という市街地の中心部にあります。

では、なぜこの桑原町が道路だけという町になったのでしょうか。

その昔、京都が日本の首都であった平安京の時代に

京都の道幅は現在よりもずっと広かったと言われています。

京都御所の西を南北に走る千本通は道幅が85mもあったとのこと。

当然車などない世の中で、そのような広い道など必要もなく

やがて道は家や田畑に変わっていき、道幅は狭くなっていきました。

その後数百年はそのような状態が続いていたものと思われますが、

文明開化の明治時代に入るとモータリゼーションが進み、

さらには大東亜戦争の時代に入り、

空襲による火災の燃焼を防ぐための画策として、

建物を壊しながら道路を拡幅する工事が行われました。

そのような経過をたどり桑原町全域が道路となり、

地名だけがそこに残ったものと考えられるようです。

なぜ桑原町が「くわばらくわばら」の語源になったか。

一説ですが、「菅原道真公」の伝説が由来となっています。

道真公はある出来事がきっかけで

本人の望まない場所で亡くなってしまったのですが、

その後落雷による死者が続出し、これは道真公の呪いであると

多くの人たちが恐怖に陥るなか、

道真公の領地だった桑原の池にだけ雷が落ちなかったため、

「くわばらくわばら」が落雷除けの呪文ととして生まれたと言われています。

そうして、このような語源の残る桑原町の地名を

無くしてしまうことをためらったのではないかとのことです。

ただしこの「くわばらくわばら」伝説には、

兵庫県三田市桑原町の欽勝寺や

大阪府和泉市桑原町の西福寺

長野県千曲市桑原などにも同じような言い伝えがあるようですね。 

呪文はおまじないであり、祈りの言葉でしょうか。

若い人には馴染みのない言葉だったかもしれませんが、

雷が落ちそうになったときとか嫌なことなどあったときに

この言葉を使うとなんとなく災難が去っていくような気がします。

他にも同じような言葉で「鶴亀鶴亀」などと唱えることもありますね。

この記事を書いた人
トラッド専務・社長の夫 充男 トラッドセンム・シャチョウノオット ミツオ
トラッド専務・社長の夫 充男
やるべきかやらざるべきか、大きな事案で本当に迷ったときは後悔しないように前向きな方向で進めています。正直なところ、これまで人生をやり直したいと思ったことが幾度かありました。だからこそ、今はそう思うことのないよう常に前向きに心がけています。営業エリアは京都市北部をメインにしていますが、京都以外の田舎の家の売買・賃貸・管理についてもご相談をお受けいたします。昭和の時代より不動産業界に携わっています。経験だけが全てではありませんが、業界歴30余年間に身につけた知恵・知識を活用出来ればと思います。
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