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2021年04月28日
大家さん向け情報

大家さん!ペット不可の場合必ず賃貸借契約書にペット飼育禁止特約をいれましょう

現在不動産業者が使用する賃貸借契約書には、

必ずペット飼育が可か不可か記入欄があります。

しかし、大家さんが直接賃借人と契約している古い契約書では、

それらの項目がない場合があります。

大家さんが口頭で何度も駄目と言っても、飼っている人がいます。

マンションやアパートなどの共同住宅では必ずトラブルが起きる⁉︎

私は多少動物アレルギーがありペットが大の苦手なのですが、

当社社長はペット大好きなので、私の動物アレルギーは消えません。

動物好きな人にペットは可愛くて最高らしく、でも、私には死活問題です。

過去、ペット禁止の物件で内緒で飼っている人を見かけましたが

早急に対処しないと、やがて近隣から苦情の嵐となります。

でも、賃貸借契約書にペット禁止の項目を記載しておかないと、

その後、このように何ら事前相談もなく許可も得ないで

ペットを飼う人が出てくる可能性があります。

それまで住んでいる人たちの中には、私と同じようにアレルギーが出たり、

ペットに拒絶感を持つ人たちもいます。

しかし、ペット禁止特約などがなければ、

賃貸借契約の当事者としては、通常の利用方法として

許容されることになるケースが多いようです。

ところが、賃貸マンションやアパートなどでペットを飼うと、

毛や羽また排泄物で室内あるいは室外まで建物を汚し、

匂いや騒音で他の居住者に迷惑や損害を与えることになります。

飼っている人には、そのことに気付かない人が多く、

他の居住者とトラブルにまで発展していきます。

ペットを飼う場合周りの人たちにも気を遣いましょう

以前、当社に賃貸の戸建て住宅を探している方が来られました。

ペットを飼っているらしく特に地域を限定しないので、

できる限り早く見つけてほしいとのことでした。

しかし、このくらいの条件なら簡単に探せると思っていたのが、

現実にはなぜか簡単には見つかりません。

その理由は・・・。

猫の多頭飼いだったのです。

気持ちの優しいその女性は、捨て猫がいたら我が家に連れ帰っていたとのことで、

知らず知らずのうちに増えてしまったようです。

現在、住んでいる貸家も新築時から住んでいたらしく、

契約書を見せていただいたのですが、

特にペットについての取り決めはありませんでした。

ただ、ここでペットは可能だが数は1匹だけとか限定させておかないと、

複数匹飼っていても貸主は意に沿わないと言って

簡単には退去勧告など出来ないでしょう。

確かに猫の場合、建物を汚染、損傷させることはあるのですが、

この女性は本来住宅内を清潔に保っていたため、

立会にて通常許容される範囲内であると双方納得して退去することが出来ました。

再度の忠告!ペットが駄目なら必ずペット禁止特約を契約書にいれておこう

今回のケースでは、ペットを飼っていても常に住宅内を清潔に保ち、

猫のひっかき傷も想定し、室内の事前対策を行っていたので

大きな問題は起きることはありませんでしたが、

匂いだけはどうしても取り去ることはできなかったようです。

ペット飼育禁止特約がない場合でも、

ペットによる建物の汚染や損傷、近隣に多大な損害を与え、

ひいては賃貸人に容易に回復しがたい損害を与えるときには、

ペットの種類、数、飼育の態様、期間、建物の使用状況、地域性などを考慮し、

通常許容される範囲を逸脱して賃貸人・賃借人当事者間の

信頼関係を破壊する程度と認められる場合には

用法違反にあたるとして

賃貸人からの明渡請求を認めている判例があるようです。

しかし、そこまで物事を進めていくのは大変なことですので、

ペットが駄目な場合必ず契約書にペット飼育禁止特約を記載しておきましょう。

この記事を書いた人
トラッド専務・社長の夫 充男 トラッドセンム・シャチョウノオット ミツオ
トラッド専務・社長の夫 充男
やるべきかやらざるべきか、大きな事案で本当に迷ったときは後悔しないように前向きな方向で進めています。正直なところ、これまで人生をやり直したいと思ったことが幾度かありました。だからこそ、今はそう思うことのないよう常に前向きに心がけています。営業エリアは京都市北部をメインにしていますが、京都以外の田舎の家の売買・賃貸・管理についてもご相談をお受けいたします。昭和の時代より不動産業界に携わっています。経験だけが全てではありませんが、業界歴30余年間に身につけた知恵・知識を活用出来ればと思います。
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