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2021年06月03日
不動産賃貸管理

アパート・マンションの排水溝の詰まりが発生!費用負担は誰?

賃貸物件を案内されたものの、

内覧時に室内の設備や周りの環境を再確認するということはあっても、

水道の蛇口ひねって水がちゃんと出るか、

排水溝が詰まってないかチェックする人は稀でしょう。

第一、空室の場合は水道を止めてることも多いですね。

排水溝の洗浄怠っていませんか

私たちが生活するうえで水を使用することは欠かせません。

しかし、キッチンでは食器洗剤や小さな食べ残し、

浴室ではシャンプー・トリートメント・ボディソープや髪の毛、脂質など

たくさんの不純物が、たくさんの水と一緒に排水溝に流れていきます。

その結果徐々にではあるが、

排水溝のトラブルとして排水の流れが悪くなっていきます。

さらに悪化すると階上と階下のスラブに漏れた排水が

流れ込み漏水などが起きる可能性もあります。

そのためどちらのご家庭でも市販の排水溝用パイプクリーナーを

必需品として購入し定期的に排水口から流して

清掃を心がけているものと思われます。

賃貸マンションと分譲マンションでは勝手が違う

分譲マンションなどでは共益費などから

定期的にワイヤー式の専用器具などを用いてパイプ洗浄をしています。

賃貸マンションの場合、築年数の新しい物件や大規模マンションは別として

比較的安価な共益費ではそこまで手が回らず、各個人での清掃が多いですね。

ただし、主となる排水管のメンテナンスは大家さんが行っているようです。

それでは実際に排水溝が詰まって水道の水が流れにくくなった場合に、

その対処法と業者に頼んで清掃する場合の費用負担は

貸主・借主のどちらが行うのでしょうか。

ここでも大切な入居者の善管注意義務

例えば、入居後しばらくして排水溝が詰まってきて

シンクの水の流れが悪くなったという場合には、

前居住者の管理が悪かったのではないかと思われます。

その際には大家さんや管理会社に苦情として相談にのってもらい

指定された清掃業者にやってもらうことがいいかと思います。

ただし、この場合でも、キッチンや浴室の排水口から

誤って固形物などを流してしまったという場合は、

入居者の費用負担になります。

入居後にキッチンや浴室・トイレ・洗面・洗濯パンなどの清掃を怠ると、

流したカスなどがパイプ内にへばりつき水の流れが悪くなります。

各室内の清掃は入居者の責任でもあり、

部屋の掃き掃除、拭き掃除と同じように定期的におこなう必要があります。

そうしていても、詰まりが生じる場合がないとも限りません。

その際に、自分の判断で業者に頼んで清掃してもらうのはちょっと待ってください。

必ず大家さんや管理業者に報告し、その結論を待ちましょう。

実際に大家さんや管理業者が依頼した清掃業者の報告によっては、

建物の老朽化や主となる排水管の詰まりによって起きたトラブルは

大家さんの責任で処理してくれる場合もあります。

一般的に賃貸で部屋を借りている際には「善管注意義務」と言って、

借主は善良なる管理者の注意義務を持って保存しなければなりません。

長期間室内の清掃や排水溝の清掃を行わず放置して起こした室内設備のトラブルは、

借主の責任ということになります。

この記事を書いた人
トラッド専務・社長の夫 充男 トラッドセンム・シャチョウノオット ミツオ
トラッド専務・社長の夫 充男
やるべきかやらざるべきか、大きな事案で本当に迷ったときは後悔しないように前向きな方向で進めています。正直なところ、これまで人生をやり直したいと思ったことが幾度かありました。だからこそ、今はそう思うことのないよう常に前向きに心がけています。営業エリアは京都市北部をメインにしていますが、京都以外の田舎の家の売買・賃貸・管理についてもご相談をお受けいたします。昭和の時代より不動産業界に携わっています。経験だけが全てではありませんが、業界歴30余年間に身につけた知恵・知識を活用出来ればと思います。
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